IT技術を駆使した新たな働き方や、コミュニケーションの取り方は、未曽有のコロナ禍での対応策として著しい進歩と普及を遂げました。
同様に青年経営者部会でもあらゆる手段を模索して仲間との交流や、経済活動及びその機会の維持に努めてきました。しかしながら、対面機会の減少により相互理解・自己研鑽の機会は激減し、当会の大きなメリットであった強い一体感も体感し難くなっています。かつてのように部会員同士の距離を再度縮め、互いの経営者としての資質を認め、理解し合うことで、自身の成長を促すことが、ひいては組織の活性化につながっていくと考えております。
一般社団法人奈良経済産業協会 青年経営者部会(以下、青年部会と記す)は、奈良県経営者協会と一般社団法人奈良工業会が統合し、平成24年11月からスタートした総合経済団体の若手経営者による組織です。
(旧・奈良県経営者協会時に昭和41年11月設立。)
明日を担う若手経営者が企業経営及び新しい経営感覚と豊富な知識を身につけ、相互研鑽を重ねると共に、親睦・交流を図り共に苦労を語り合える仲間づくりに取り組んでおります。
当部会は、複数の委員会に分かれて構成されており、各委員会毎の年間テーマを掲げて、月1度の例会を順次運営企画していおります。
その他にも各委員会独自の自己研鑽や親睦を深める為、幅広い分野での委員会活動も活発に行われています。
コロナという未曽有の経験の中、我々経営者には今までにない変化が求められています。代々受け継がれてきた経営手法や方法では到底太刀打ちできない時代になってきました。この状況に対してピンチを乗り越え、新たな時代を創造していくためのチャンスと捉え、変化するためのきっかけであると考えなければなりません。我々青年経営者部会でも様々な手法や機会を取り入れ、仲間たちとの団結を今一度強固なものにしなければなりません。そのためには多種多様な考え方を持った仲間と認め合い、情熱と覚悟を持って何事にも本気で挑んでいくことにより経営者として成長、進化することができるのです。
ダーウィンの進化論には「生き残る種とは、もっとも力が強いものではない。最も知性が高いものでもない。それは変化に最もよく適応したものである」とあります。組織のトップに立つ我々経営者が、時代の変化に適応しリーダーシップを発揮することで人が集まる、その経営者の集まりが青年経営者部会であることは間違いないのです。諸先輩方が築いてこられた歴史と伝統を守りつつ、新たなチャレンジを創造し、委員会メンバー一人ひとりが変化の意識を持って委員会を運営していくことで会員としての資質、経営力を向上することのできる組織を構築していきたいと考えています。1年間どうぞよろしくお願いします。
人は長い人生の中で沢山の人々と縁あって出合い、交流を深めながら、固い絆で結ばれてゆきます。そして時に、気心知れた仲間たちと団欒のひと時を過ごすことは、自身の人生に大きな意味を持たせることができると考えます。
しかし、長引くコロナ禍により、対面での交流の機会が薄れ、かつて当たり前だった日常が失われつつある中、仲間たちの大切さを改めて実感されている方も多いのではないでしょうか。
そこで、当委員会では「縁・絆・欒」をテーマとし、メンバーそれぞれの「良いところ」を「認め合い、学びあう」ことで、新たな気づきと成長に繋げてまいります。
また、何よりも楽しく和気あいあいとした委員会、例会運営を行うことで、青年経営者部会の団結力をより一層高めることを目指してまいりたいと存じます。
本テーマ、少年野球でノックを受けている際に先輩からいただいたアドバイスです。ショートの守備において、待っていれば捕球は簡単に出来るが1塁への送球が間に合わない、という打球が多くあります。1塁送球でアウトを取る為には、難しいバウンドになるのを承知で前に出て捕球する必要があります。
仕事や人生においても、待つ・楽な方を選ぶでは無く、敢えて厳しい局面へトライしていく必要がある、そうする事で道が開かれる、と感じております。
未曾有のコロナ禍において「落ち着いたら…」「時期を見て…」と待ちの姿勢になってしまう事や、新たなチャレンジを控えてしまう状況になっていないでしょうか。仲間との交流も「あの時なら会えたのにな」と後悔する事は無いでしょうか。
令和4年度総合テーマ「認め合い、学び合おう~今一度団結を意識しよう~」を実現する為に、会員同士の交流とそれによる相互理解・結束力の強化が求められます。コロナ禍で迷いが生じる事もありますが、「やりたい・やるべき」という意思があるからこそ生じる迷いにも思えます。「前に出ろ!」の精神で、好機を逃さない意識付けを。そして好機には何をすべきか・したいかの計画を持つ事により、時期を逃さず交流機会を増やし、より活動的で会員同士の一体感が得られる1年を実現させていきます。 1年間、どうぞよろしくお願い申し上げます。
我々にとって会社経営とは、大切な従業員を守るためのかけがえのない財産ではないでし ょうか。独自の技術や経験を活かし向上していく挑戦や、安定した雇用・労働環境作りに努める取組、また、逆境という窮地から逆転へ導く創造力などが成長となり、会社の発展と財産につながるからです。終息の見えないコロナ禍においても、今後の市場を分析して時代の変化に対応することや、従業員の声に耳を傾け結束を築き上げる成長も財産だと感じます。それほど成長とは、かけがえのないものなのです。
まず、10月例会では会員同士が新たな知識や創造を見出し、逆境から逆転への事業目標を掲げられる例会にしたいと考えています。4月例会は青年経営者部会の結束力を高められる一致団結の例会設営に取り組みます。
当委員会では、同業種・異業種であっても互いに認め合い、学び合う時間を共有することで自社の経営を見つめ直し、新たな視点と挑戦で成長から発展につなげることを目的として、委員会全員で協力して1年間活動に臨みたいと思います。同時に青年経営者部会全体の発展に向け、会員同士の相互理解と団結力強化にも取り組んで参りますので、皆様のご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
近年のコロナ禍が推し進めたともいえる非対面非接触でのビジネス様式は、デジタルテクノロジーの目覚ましい進化、技術の進歩と相まって社会に大きな変化をもたらしております。我々経営者はその変化に対応し大きな利便性を得て、より新たなビジネスチャンスに変えていくことが必要不可欠だと考えます。しかしながら対面機会の減少は人と人との繋がりを希薄にし、相手方とのやり取りが画一的で一方通行になってしまうというリスクがあります。自己の利益のみに囚われ他を慮る事のない指導者が国を窮地に陥れるという現実を目の当たりにしている現在において、経営者には事業に血を通わせ、相互繁栄の実現を目指すことの必要性を改めて認識するべきであると考えます。
「和を以って貴しと為す」とは聖徳太子が制定した十七条憲法の一条目の冒頭部分です。協調性を重んじることを大切にする事と共に、異なる立場や意見を認め合い、互いにしっかりと議論を交わすことの重要性を説いています。
世界が目指す持続可能な社会や多様性を認める社会の実現は、未来へ向けての経営者の課題であります。その実現のために特に日本の始まりの地である奈良県で事業を営む経営者として、今一度日本の伝統や文化、その精神性を見直すことで経営者としての資質の向上に繋げていきたいという想いで、この言葉を本委員会のテーマといたします。
一年間メンバー同士が大いに語り合い、学び合うことを通じて相互理解と成長を促すことで、委員会としての『和』を築いて参りたいと思います。
どうぞ皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
令和元年末より発生した未曾有のコロナ禍も2年半近くが過ぎ、青年経営者部会での活動も、中止やオンラインでの委員会・例会の開催が続いてきました。
部会の重点目標にある、会員相互の交流という部分においては、十分な活動が行えなかったのではないかと思います。
「百聞は一見に如かず」
(人から何度も聞くより、一度実際に自分の目で見るほうが確かであり、よくわかる)
皆さんもよく耳にされた言葉と思います。この言葉も少し見方を変えれば、
“何回ものオンラインコミニケーションで得られる交流よりも、一度の対面で得られる交流のほうが確かで得られるものは大きい“とは読み取れないでしょうか。
令和4年度魅力開発室では、今年度総合テーマ「認め合い、学び合おう」~今一度団結を意識しよう~の下、十分なコロナへの対応を模索し、会員同士の相互理解と団結力の強化となる機会を作り、しっかりと自分自身で体験し、人間関係の構築、経験、発見をしていただけるよう活動していきたいと思います。
一年間どうぞよろしくお願いします。
今なお終わりが見えない未曾有の惨事といえるコロナ感染ですが、当部会はIT技術を利用したオンライン例会、zoom委員会などを実施し、ここまで進めてきました。
コロナ禍はマイナス要因が多い中で、改めて集う仲間の素晴らしさを感じる機会となり、また情報を共有し励まし合う事で困難な状況を打開する友情の大切さを感じるプラス要因もあったのではないかと感じます。
部会にいる事で再認識出来た仲間や友情ですが、まだまだ外に目を向けると一人で試練を乗り越えている経営者も多く、また私たちも更に多くの情報や視点から物事を捉える事が必要です。
そこで当室は、組織の団結力を強化した活気ある部会を目指し、多くの経営者に当部会の魅力を伝え、経営や人生の糧となる仲間を見つけていただくことを目標に会員拡大に取り組みます。また、渉外では経青会はじめ他団体との相互的な情報発信に努めます。
まだまだ多難な一年ですが、どうぞよろしくお願いします。
あ
か
さ
た
な
は
ま
や
ら・わ