Message from Chairman

令和5年度部会長 今村 年男
令和5年度部会長
今村 年男
Toshio Imamura

新時代へ
~接ぎ継ぎ繋ごう~

『時間』。それは全ての人に平等に与えられた財産です。

 時間は、使い方次第では無限の資源ともなりえますが、大抵の場合においては限りある資源となってしまいます。その中我々は仕事を持ち、家族を持ち、友人を持ち、精一杯自己を確立しようとしています。そのうえで費やす青年経営者部会での時間。
 そこに何を求めるのか。
 属する部会員も百人百様で、求めるものもまさに百様です。

青年経営者部会の使命とは。

青年経営者部会の五十数年の歴史を顧みたとき、間違いなく言えることが、「信頼関係の構築」が財産であることです。それも、打ち込めば打ち込むほどに強烈で濃密なものとなって返ってきます。この脈々と受け継がれてきた財産は、全ての部会員がすべからく享受することができます。だからこそ我々は、今までもそうであったように、これからも望むと望まないとに関わらず、この財産を次代へと引き継いでいかなくてはいけません。
 継続することこそが「存在価値」であり、使命そのものなのです。

会とはすなわち、個であります。

 価値を創造し続けるためには、成長することが必要不可欠です。会の成長には、個の成長が必要であり、多様性を受け容れることが、魅力の創出になるのではないでしょうか。しかしながら、個性はややもすれば衝突を生んでしまいます。ですが、会の成長のためには衝突自体を回避するのではなく、乗り越えていかなくてはいけません。
 その最適解は、各々が「多面的な視野」と「協調性」、「確固たる意志」を合わせ持つことです。さらにそれらを醸成させていくことで、数多存在する個性を接ぎ合せることができ、あらたな魅力を創造することができます。

どんな地位であっても『常識』を身に付けよう。

 私は、これから突入していく新時代においては、この三要素を「常識」と呼称いたします。どれか一つ欠けても、飛びぬけていても、常識人とは言えません。三つの要素がバランスよく在ることが必要なのです。「常識」を身に付け語り合う環境を創出することが、持続可能な環境を生み出すことに繋がり、組織の結束が高まり、あらゆる方面から信頼を得ることになるのだと考えます。

さあ、新時代へ。

 時代の流れはとてつもなく早く、時に流され、時に惑わされ、行方を見失い立ち止まることも大いにあることでしょう。しかし、我々の一足は間違いなく道となり、その一足が道となります。迷わず、疑わず進み、新たに歴史を刻み続けるためにも、青年経営者部会を預かるものとして、その歩みを止めることのないよう一年間努めてまいります。

令和5年度部会長 今村 年男
令和5年度部会長
今村 年男
Toshio Imamura

重点目標

誠実であること
事業を実施するにあたり誠実であることが必要です。「相手に対して」誠実であると同時に、事業の目的をたてる「自分に対して」も誠実であることを求めます。自分の強みや弱みを受け容れたうえで、その目的に対し嘘偽りのない自分が存在するか、常に考えましょう。
繋ぐという意識
定期的に実施する例会においては、人が人を動かすことが求められます。誠実な事業目的の下、誠実かつ論理的に言語化された議案の作成に努めていただき、繋ぐ意識を高めるためにも事業後の検証を確実に行い、正確に伝えるよう努めましょう。
参画意識の向上
委員会活動こそが青年経営者部会の縮図であると捉え、委員会活動を活発化させて、部会員の参画意識を高め、例会への参加意欲を促進させ、活気ある組織を目指しましょう。
会員拡大
魅力ある部会であるため、会員拡大に取り組みます。また、県下全域の組織として成長できるように取り組みます。
会員相互のネットワーク充実
会員相互が親睦を深め、お互いに関心を持ち、それぞれの事業所を深く知る機会を創出します。